私が起業した時のこと、教えます。
こんばんは、 起業5年目 いづつ京子です。
昨日の記事は沢山の方に読んで頂けたようで、嬉しいです。
ふと初心に戻って、このブログを始めたきっかけを思い出しました。
それは、起業も5年目になり「私も起業したい。」という方から相談を受けるようになって、「気づいたこと」があったからでした。
「私よりスキルや能力のある人が、起業に踏み切れていない。」
資格を持っていたり、専門職の経験が十分にある人でも「起業」となると、
「いや、自分には起業できるほどの能力なんて全然…」
なんて言ってしまってるんですね。
けれど、起業するのに十分な能力があるかどうかなんて、誰が判断してくれるんでしょう?
「起業検定」なんてものがあって、「起業検定1級あれば起業してよろしい」と言ってもらえないと起業出来ないのでしょうか。
結局、「スキルがない」とか「もう少し経験を積んでから…」なんていうのは、
「決断できない自分を肯定するための建前の理由」でしかないのです。
多くの人が起業に踏み切れない理由。
それは「怖い」からだと思います。
会社員としての収入を捨てて、自分の力で稼いでいく。
この決断はやっぱり怖いと思います。
私が起業を考え始めたのは、新卒入社して1年目23歳の頃でした。
そして、結局起業したのは28歳の時。
その5年間何してたかというと、やっぱり「起業に必要なスキルを身につけよう。」と試行錯誤していましたね。
でも、30代が見えてきて「いい加減、このままじゃヤバい。」と焦りだした時、気づいたんです。
自分が起業出来ないのは「安定収入を切るのが怖くて決断できないから」。
そして、それが理由である限り、
起業できる日は一生来ない、と。
身も蓋もないですが、起業を決断できるたったひとつの方法は、えいや!と思い切って飛び込んでしまう以外にないのではないでしょうか。
どうせ自分の人生、誰かに相談したところで、その人があなたの行動に責任を持ってくれるわけではありません。
最終的に責任がとれるあなた自身が決断するほかないのです。
それに、どんな仕事もそうだと思いますが、仕事で本当に大切なことは「実践の中で学んでいく」ことがほとんどです。
起業もそれと同じで、飛び込む前にあれこれ試したところで、いざ実践して身につくことには到底敵わないんです。
決断を先送りにするということは、自分が実践で学ぶ機会を先送りにしているのと同じこと。
もし、あなたが本当に起業をしたいのなら、まずすべきことは「決断」。
私はそう思います。