見落としがちな「自分のセールスポイント」の見つけ方、教えます。
こんばんは、起業5年目 いづつ京子です。
私は兼業で英会話講師をしてるのですが、ここ数年で英語話せる人って格段に増えたなぁ、と思います。
私が大学生の頃、10年くらい前、でも既に
「今どき英語が話せるくらい当たり前。それより第二外国語は何をとるべきか。」
みたいな風潮ありましたからね。
つまり「英語だけ」だと弱いから、「英語×スペイン語」「英語×ドイツ語」という感じでレア感を出すということ。
これは起業も一緒で、自分の出来ることがひとつだけでは弱い。
自分にできる事を二つかけて相乗効果を作ることが、自分を売り込む有効な手段になるのです。
「いやいやいや、できる事が2つも3つもあるなら最初から悩んでないよ!」
こう思われる方も多いでしょう。
でも、それって難しく考え過ぎなんですよ。
「セールスポイントが2つも3つもあるのは特別な人だ…」なんて落ち込む人は、
セールスポイント=長所、特技
と考えているのではないでしょうか?
だから、
「特技がふたつ…。じゃあ今勉強中の資格に加えて、もう一つ別の資格も取らないと…。あぁ、起業なんて夢のまた夢だ…。」
なんて思ってしまうんです。
セールスポイントって、別に長所や特技、まして資格である必要なんてないんですよ。
どういうことかと言うと、例えば、私は英会話講師をしていますが、元々は英語は苦手科目でした。
全く英語が出来ないまま大人になってしまって、コンプレックスを克服する為に28歳から「やり直し学習」を始めたのです。
そんな私のセールスポイントは
「英語が苦手科目だった人の気持ちがわかる」
です。
英語が元々好きだ得意だという先生の中には、「英語が苦手で嫌い」という生徒さんの気持ちがよくわかっていない人もいます。
「英語は楽しいですよ!楽しんで身につけましょう!」と言われても、「英語が苦手で嫌い」な人にとっては的外れなアドバイスなわけです。
私は「英語が好きになれない」生徒さんが「何故好きになれないか」という原因、そして好きになれない苦しさが痛いほどわかるのです。そして、そのフォローが出来る。
これってすごい「強み」ではないでしょうか?
「英語が苦手だった」て、特技でも長所でもないですよね。
「面倒臭がりだから、楽をしたい人の気持ちがわかる」
「体が弱いから、無理を出来ない人の気持ちがわかる」
「面倒臭がり」「体力がない」
一見マイナスポイントであるこういう事も、見方を変えればセールスポイントになるのです。
今自分に出来ることを活かすというのは、こういった目線で自分を見直すことでもあるのです。