習慣化するための「初めの1ヶ月の乗り越え方」、教えます。
こんばんは、いづつ京子です。
前回は「習慣化できないのは忍耐力がないからではなく、成果を感じられないことが辛いから。」というお話をしました。
習慣化できないのは「忍耐力がないから」では、ありません。その理由、教えます。 - http://izutsukyoko.hateblo.jp/entry/2015/10/14/141429
では、「成果を感じにくい時期」はどう乗り切ればいいのでしょう?
まず「成果を感じにくい時期」について詳しく見ていきます。
(1)「成果を感じにくい時期」ってどれくらい?
これは取り組むことにもよりますが、「体が慣れてくる」という意味で最低でも3~4週間です。
(2)「体が慣れる」って何?なぜ、3~4週間?
例えば、筋トレをする場合。2~3日では筋肉はつきません。筋肉がついてないので「体が自然に動かない」→辛い。
体が自然に動く程度まで筋肉がつくのに必要な時間が、約1ヶ月です。
「別に筋トレがしたいわけじゃないんですけど・・・」
はい、大丈夫です。わかってますよ。
でも、あなたが作りたい習慣が別のことであっても、この理屈は当てはまります。
例えば「英語の発音練習をする」時なら「口や舌」の筋肉を使いますよね。
「読書する習慣」であれば、「20~30分座って机に向かう姿勢」に慣れてくる。
「自炊したい」→「早起き」「台所に立つ」ことに慣れてくる。
などなど、「毎日同じ動きをする」ことには少なからず筋肉を使っています。
ちょっとした動作に体が慣れてくる。筋肉といっても何もムキムキになるわけではないのです。
このように「体が慣れてくる」までの約1ヶ月をいかに過ごすかが、習慣化出来るかの分かれ道になってきます。
では、「初めの1ヶ月の過ごし方」を見ていきましょう。
(1)行動を記録する
これは簡単でカレンダーとペンさえあれば出来ます。
手帳でもよいですが、カレンダーの方が「目に付く所に張り出しておける」のでオススメです。
日付に合わせて、習慣化したいことを「した時間」をひたすら書き込んでいく。
内容や何をしたかまで書く必要はありません。
だたとにかく「したかどうか」だけです。した日には◯、してない日は×だけでも良いでしょう。
(2)1週間ごとに(1)の結果を誰かに報告する
家族、友人、同僚、先生、SNS…など誰でも良いので「今、こういうことを続けてるんだ。」と宣言し、「今週はこれだけ出来たよ。」と報告しましょう。
以上です!
簡単ですね。
以上の2つの目的は、あくまでも「1ヶ月続ける」ための工夫です。
ですから、別にカレンダーに「今日した内容」とか「成果」などを書く必要は全くありません。
友人や家族への報告も「誰かの目」がある方が「続けやすい」のでするだけです。感想とかアドバイスをもらう必要もありません。
このようにまずは「1ヶ月続ける工夫」をしてみましょう。
体が慣れてくれば、習慣化の一歩は踏み出せたも同然です。
「内容」や「成果」は、続ける事へのストレスが軽減されてから考えていけばいいことなのです。
初めの1ヶ月を乗り切るコツは「成果は気にせず、ただ続けることだけを目標にする。」こと。
是非是非、始めてみてください。