習慣化できないのは「忍耐力がないから」では、ありません。その理由、教えます。
こんにちは、いづつ京子です。
「新しいことに挑戦する」ことに多くの人が挫折するのは、きちんと「習慣化」するという初期ステップを踏んでいないからです。
とはいえ、「それが出来たら苦労はしない」ですよね。
「習慣を作る」ということは、自転車のこぎ始めのようなものです。
初めはしっかりこがないといけませんが、一旦スピードに乗ってしまえば「無理をしなくても」進んでいきます。
そして、「こぎ始め」はしっかりこがないといけないように、もの事の初めは「ちょっとしんどい」ものなのです。
自転車の場合、皆さん無意識に「体重をかけて強めに踏み込む」とか「勢いをつけて踏み込む」という工夫をしているはずです。
それと同じように、「習慣を作る時」も工夫が必要であり、その「工夫」さえ知っていれば「習慣化」のハードルはグッと下がるのです。
(1)なぜ「習慣化」できないのか?
そもそも、なぜ「習慣化」は「難しい」「しんどい」と感じるのでしょうか?
皆さん、その理由を「私は根性がないから…」とか「続けられない性格だから…」と自分のせいにしていませんか?
でも、それは間違いです。
誰だって「やり始め」はしんどいのです。あなたが特別なのではありません。
何故なら、やり始めというものは誰にとっても「成果が感じにくい」時期だからです。
ダイエットしたい人が1、2回運動したからといって急にお腹がへっこんだりしません。
英語を話せるようになりたい人が英語の勉強を数日したところでペラペラにはなりません。
この時期に多くの人がこう思ってしまいます。
「こんなことして意味あるのかな?」
これが、「やり始めは誰にとっても辛い」原因です。
成果が確信できないと、心のどこかに「時間のムダになるんじゃないか」という不安が生まれてしまうのです。
つまり、習慣化するための工夫とは「不安を感じなくするための工夫」ということになります。
次回は、(2)不安を感じなくするための工夫、についてお話しさせて頂きます。