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無理をしない起業のすすめ

起業5年目、個人事業主。嫌われ者のダメ会社員から、人気者の自営業者にジョブチェンジ。無理せず起業のリアル体験談をお届けします。

「値段が高い」方が集客できる理由、教えます(2)

本当の集客、正しい客層のマッチングの為には「値段は高い」方が有利です。

では、その理由を順を追って見ていきましょう。

ここで言う「値段が高い」とは、ぼったくりやむやみに高い値段をつけることではありません。
その商品やサービスに見合った「適正な価格」から、安易に値下げをするな、ということです。


私がわざわざこんなことを警告をするのは、それだけ「安い値段設定」に走る人が多いからです。

なぜ人は安い値段設定に走ってしまうのでしょうか?

「お客さんに気軽に通ってもらえるように?」
「他のお店に負けないように?」


いいえ、もっともらしい言い分ですが、これらの答えは全て「建前」です。

安い値段設定に走ってしまう「本当」の理由、それは「クレームを恐れているから」です。

「高いお金をとってるのに大したことない。」

と、クレームのリスクが上がることが怖いから高くできないのです。

「大したことないな」と思われた時に、「まぁでも安いからいいか」という免罪符が欲しいから安い値段に走るのです。

つまり、安い値段に走るのは「逃げの姿勢」であり、自分の提供するサービス・商品と本気で向き合えていないのです。


そして、これは「お客さん側」も同じです。

安い値段に釣られてやって来るお客さんよりも、高い値段を選ぶお客さんの方が「自分が受けるサービス・商品」について真剣に考えています。

これは皆さんも無意識にしていることです。
ワンコインのサービスセットならふらっと入ってふらっと帰ることが出来ても、ひとり5000円のレストランとなると下調べもするし、料理やサービスの価値に過敏になるはずです。


もしあなたが価値のあるサービス・商品を提供できていても、「真剣に向き合っていないお客さん」を呼び込んでいれば、その価値に気づいてもらえない危険性が上がってしまうだけなのです。

安易な値下げで目先の数を増やすよりも、適正な価格で「価値に気づく器」のあるお客さんを呼び込むことが、リピーターになりやすいお客様を呼び込む「本当の集客」に繋がるのです。

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