「自分さがし」の答え、教えます。
こんばんは、起業6年目 いづつ京子です。
皆さん、自分さがし したことありますか?
今日読んだ本に「自分探しをするような若者が云々」という一節が出てきて、
「はは、自分探しなんかしたことないなぁ。」
…と、思ったんですが、
よく考えたらありました。
皆さんもやったことあるんじゃないでしょうか?
就活の時の 適職診断
あれって自分さがしですよね。
私は本当は何の仕事がしたいんだろう?何が向いてるんだろう?って。
私は転職を考えていた25歳の頃、転職サイトに適職診断あったので何回もしましたよ。
・我慢強いほうである はい・いいえ
・コツコツやる作業が得意 はい・いいえ
…みたいな項目答えていくと
あなたの適職は… 営業事務、企画営業 です!
みたいなね。
その結果を見ながらいつも思うことは同じでした。
なんか、違う。
こんなことが知りたいんじゃないんだけど!
あんなチャートで「そうだったのか!自分に合った職種(業種)はこれだったのか!」なんて満足する人いるのかね?
こういうチャートがしっくりこないのは、「答え」を用意しているところにある。
自分さがしなのに、外部から答えをもって来られて「はい、これです。」と言われてしっくりくるはずがない。
自分さがしというからには、答えは自分の内部にしかない。
つまり、本当に自分さがしがしたいなら自分の内部と向き合うしかない。
「だから、自分のしたい仕事を探すんじゃないか。」と思う人もいるかもしれないが、
それは自分の内部と向き合ってるのではなく、「どこかに自分の天職があるんじゃないか。」という現実逃避。
ここで重要なのは「現実逃避」というワード。
自分さがしをする人というのはつまるところ 現状に満足していない。
「今の人生は本当の自分の生き方じゃない!」と思っているから、本当の自分を探したくなる。
でも、「本当の自分」は探してもみつからない。
何故なら今いる自分は「思うように生きられていない自分」だから。
自分さがしで自分の内部を見つめても「本当の自分」は見つからない。
見つかるのは、今のダメな自分は何でダメなのか という現実です。
多くの人がここをスルーして、「自分にあった天職があるはず…!」…と、まだ見ぬ本当の自分に考えを飛躍させてしまう。
それではいつまでも一歩が踏み出せない。
自分さがしとは、自分のダメな部分を認めることです。
そして、自分のダメな部分がわかったら、そうならない本当の自分になるために軌道修正していく。
本当の自分への道をつくる。
自分さがしとは、その先にある「自分つくり」への第一歩ではないでしょうか。