起業するのに集客はがんばらなくてもいい理由、教えます。
こんばんは、起業6年目 いづつ京子です。
今日は 50代女性の方から起業相談の依頼を頂き、奈良県まで行ってきました。
長年勤めた会社を闘病のため退社され、体調が回復してきたので仕事に復帰したい。
これを機にご自身で仕事を始めたいとのことでした。
事業内容についての相談も受けたのですが、やっぱり一番気になっているのは、
・集客
・価格設定
とのこと。
「ちゃんとお客さん来てくれるでしょうか?」
「そもそも、集客ってどうやってするものなんですか?」
「やっぱり、Facebookとかブログはするべきでしょうか…?」
このような質問を頂き、それぞれ回答。
…が、ちょっと気になることがあったので一旦話を止めて、言いました。
「というか、今の段階では集客そんな頑張らなくていいと思いますよ。」
集客がんばらなくていい?
そんなわけないでしょ???
集客コンサルタントの人なんかは、「集客を知らないと起業は失敗する!」とか言うので、起業志望の人も「集客ちゃんとしなきゃ!」と思います。
でも、起業初期はお客さん少ないくらいでちょうどいいですよ。
だって、起業初期ってトライ&エラーの時期ですもん。
頭の中でいくらシュミレーションして、どれだけしっかり準備していても、実際にお客さんと接して100%計画通りなんてことはありえません。
それはマイナス面だけでなく良い面でもです。
「思ったより満足してもらえなかったな…。メニュー見直そう…。」もあれば、
「想像以上に喜んでもらえた!!これはいける!!!」とかね。
こういう時期はむやみに集客するよりも、少数精鋭で一件一件の案件にしっかり向き合う方が絶対に先に繋がります。
勿論集客は大事なんですが、今回の彼女のように本当にゼロからのスタート期は集客に悩むよりも「まず実践してトライ&エラーする」ことの方がよっぽど大事なんです。
集客に力を入れるのはその先に自分の仕事スタイルが固まってきてからで良いし、むしろそれからの方がお客さんのリピート率が上がるので効率もいいのです。
周りの起業家の方を見ても、初期は小規模で始めて徐々に大きくしていったという方がほとんどです。
逆に広告や初期費用にお金かけてどかんっといった人ほど、うまくリピートがつかずで1~2年で廃業になってしまうんでしょう。
一言で起業といっても、状況によって力を入れるべき部分は変わってきます。
皆さんも、今の自分の状況はどうか、何に力を入れるべき時期か、見直してみてはいかがでしょうか。