起業に学歴を活かすことはできるのか、教えます。
こんばんは、起業5年目 いづつ京子です。
起業を考える時に、学歴が足かせになって動き出せない人がいます。
この場合の学歴とは「それなりに良い学歴」のことです。
「せっかく大卒で入った会社を辞めるのはもったいないかも…。」
「せめて、大卒を活かせるようなことで起業しないと…。」
こういう風に考え始めると、起業への道は一気に遠ざかります。
学歴を無駄にするのがもったいないと思いながら辞めるか辞めないかを考えれば、当然「もったいないから辞めないでおこう…」が優位になります。
しかし、よく考えて下さい。
あなたが今、起業したいと思っているのは何故ですか。
起業して「やりたい事」があるからではないでしょうか。
まさか、「学歴を活かすため」に起業したいわけではないですよね。
今の自分の職場では自分のやりたい事が実現出来ないから起業を考えている。
それなのに学歴に縛られてやりたい事が出来ないなんて本末転倒です。
起業で学歴が活かせるとすれば、学生時代の専攻に関連した事業で起業することくらいでしょう。
何の後ろ盾もない個人事業主にすれば、「大学で専攻だった」という経歴は強みになります。
注意して欲しいのは、これはあくまでも戦略のひとつでありマストではないこと。
やりたい事があるのに「学生時代の専攻を活かせないから…」と躊躇してしまうのは、活かすではなく縛られる行為です。
学歴は縛られるものではなく「活かす」もの。
そして、大切なのは「今」と「未来」です。
今あなたがしたいことは何なのか、今あなたは現状に満足しているのか、あなたはこれからどうなりたいのか、起業を目指すならそういうことに目を向けて考えましょう。
そうしなければ、過去の学歴に縛られるだけの結果に終わってしまいますよ。