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無理をしない起業のすすめ

起業5年目、個人事業主。嫌われ者のダメ会社員から、人気者の自営業者にジョブチェンジ。無理せず起業のリアル体験談をお届けします。

優しさとビジネスを両立させる方法、教えます。

こんにちは、起業6年目 いづつ京子です。

 

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朝から悲しいお知らせ。

お気に入りだったレストランが閉店すると…(´・_・`)

 

そちらのレストランは安全で楽しい外食をというコンセプトで、無農薬は勿論、放射能測定器を置かれるほど徹底した食材選びが売りのお店でした。

全国にファンの方がいたようですが、赤字経営での閉店のようです。

 

正直、「この食材でこの値段は安すぎないか?!」という値段だったので、驚きはしましたが「やっぱり…。」と思ったのも事実です。

 

オーナーさんは子どもの食についても大切にされていたので、家族連れでも気軽に来られるように、といった値段設定だったのかもしれません。

 

…でも、潰れちゃったら意味がない!

 

お店からの「閉店のお知らせ」に対しても、「唯一安心して外食ができるお店だったのに(T_T)」と、路頭に迷うお客さんからのコメントがたくさん。

 

お客さまのためにの低価格でお店が潰れたら元も子もない。

言い方はキツイけど、いくら相手を思ってのことでも継続できないなら、

野良猫にエサを与えて、でも飼えない

…と一緒。

 

お客さまのためを思って起業する人は、「自分のサービスでお客さまを幸せにするぞ!」と思っているはず。

でも、優しさは中途半端になってはいけない。

 

この場合、考えられた解決策は

 

(1)高価格に設定する

(2)低価格のまま回転率を上げる

 

(1)高価格に設定する

 

値上げは抵抗のある人もいるだろうけど、値段に見合った食材やお店の雰囲気を作ってお客さまに「来て良かった!」と思ってもらえれば、値上げは悪いことじゃない。むしろ適正。

「またこのお店に来られるように仕事がんばろー!」と前向きな気持ちになってもらえるなら、なお良いのじゃないか。

 

(2)低価格のまま回転率を上げる

  

値上げをしないなら、集客に力を入れるしかない。

期間限定メニュー、ポイントカード、次回割引券…などで来店のきっかけを作ることだって大切。

そして、せっかくファンの人が出来ているなら、「このお店の存続のためにも自分が通わなきゃな~。」て思わせることだって大事だと思う。

閉店となるや「ショックです(><)」と書き込まれて「じゃあ、もっと通ってくれたら良かったのに!」と思う。

 

なら潰れる前に「このままじゃ今月赤字だ-!皆さま、当店存続のために是非助けにきてください!!」…と自分から発信したらいい。

 

「また行きたいなぁ。」と思いつつブログだけチェックしてたお客さんなんかは「びっくりして来ちゃったよ~笑」て笑顔で来てくれる。

「また行きたい。」と思っているお客さんに「きっかけ」を作ってあげることだって大事なことでしょう。

 

…などなど、外野の立場から色々書いてはみましたが、今回閉店を決意されたオーナーさんには様々な葛藤があったと思うし、こういうアドバイスを受けてもどうしても割り切れないものもあっての結果かもしれないし、一概に批判はできない。

 

ただ、お店のイチファンとして残念だと思い。

そして、イチ個人事業主として、「存続させる」ことの大切さを改めて考えたのでした。

 

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