手帳をとことん使い込む方法と効果、教えます。
こんばんは、起業5年目 いづつ京子です。
先日お知らせした「起業したい人の為の必ず役立つ勉強会」ですがお陰様でほぼ満席となりました。嬉しい。誰も来なかったら寂しいもんなぁ。笑
私が起業した時はこういう起業について勉強できる機会がほとんどなくて手探りでやってきたので、これから起業を目指す方に有益な情報をお届け出来る場になればと思っています。
ところで今年ももう3月なんですけど、2016年の手帳を使い切ってしまいました。
私の手帳。汚い。
持ち運びしやすい薄っぺらいのが好きでページが少ないのもあるのですが、
毎日何かしらメモするのであっという間になくなりました。
以前にも書きましたが、メモをするって大事です。
私は毎日メモしてます。メモしない日はない。
「でも、こんなぐちゃぐちゃのメモ…、
どこに何書いたか覚えてるの…?(ー_ー)」
と、聞かれることが多いですが…、
覚えてないです。
正確に言うと私のメモは2種類に分かれているのです。
(1)覚える(忘れない)ためのメモ
(2)それ以外のメモ
(1)覚える(忘れない)ためのメモ
・期日のあるもの(いつまでに何をしないといけない)
・人との約束
(2)それ以外のメモ
・ふと思いついたこと
・雑誌やネットで見つけた気になる言葉
・期日はないけどいつかやってみたいアイデア…など
こんな感じですね。
(1)忘れないためのメモはきちんと日付に合わせて書いているので把握しています。
(2)それ以外のメモ は覚えるために書いてるわけではないので、どこに何を書いたかは覚えてないです。
「え?じゃあ、何のために書いてるの…???」
覚えるために書いていないメモは何のために書いているのか。
それは「書くこと自体に意味がある」から書いてます。
書くことによる意味とは、
(1)書くことで考えが整理される
(2)自分の頭の中身を「可視化」できる
(1)書くことで考えが整理される
自分が頭の中で思い描いていることというのは、自分が思っているよりも漠然としてぼんやりしたものです。
いざ文字にして書き出そうとすると思いの外まとまらなかったり、書いている内に整理されていったりということがわかります。
(2)自分の頭の中身を「可視化」できる
これが実は書くことの非常に大きな効果です。
「視覚」というものは私たちの知覚の大部分を占めています。
頭の中の考えという「見えないもの」よりも文字という「見えるもの」の方がより強く脳に認識されます。
脳に強く認識されると何が起るかというと、それに関連した情報をキャッチしやすくなります。
例えば、「今、空き家を再利用したビジネスが熱い!」という記事を読んだ後いつもの通勤電車に乗ったら道沿いに空き家がいっぱいあることに気づいた、なんてことがあると思います。
これは空き家が突然現れたわけではなく、いつも見えていたのに気づかなかったものに気づくようになっただけです。
脳が認識して情報をキャッチできるようになるとはこういうことです。
書いて可視化する事には、情報収集能力をアップさせるという効果があるのです。
…と、いうわけで、別にメモを把握できてるかとか整理できるかとかは大した問題ではないのです。
書くこと自体に意味がある。
さてどうでしょう。皆さん、どれくらい手帳を使い込んでいますか?
後ろの使っていない余白ページ、使い始めてみてはいかがでしょうか。