家計簿をさらしながら、「視野の広げ方」教えます。
こんばんは、起業5年目 いづつ京子です。
私は起業を目指す方に「家計簿」をつけることをオススメしています。
ほんと色んなとこで役立ちますよ、家計簿つける習慣。
具体的に何に役立つか、ひとつご紹介すると、
「あなたの視野を広げるくれる。」
家計簿で視野が広がる??
よくわからないですか?
よくわからない人は、家計簿と言えば「無駄な支出を減らして節約するためのもの」としか思ってないのではないでしょうか?
それでは、家計簿の効力を半分も活かしきれていません。
では、家計簿を使って視野を広げるためにはどうしたらいいかと言うと、次の2つのことをしてみてください。
(1)極限までお金を使わないで1ヶ月生活してみる。
(2)何も考えずに気の向くままにお金を使って1ヶ月生活してみる。
この2つです。
どういう意味があるのか見ていきましょう。
(1)極限までお金を使わない
これは、いわゆる「節約しましょう」とは全く別ものです。
極限というのは、「目指せ!1ヶ月0円生活!」くらいの気持ちでやるってことです。
「0円じゃ死んじゃうでしょ!?」
そうですね。だから途中でお金を使わざるをえない状況も出てきます。
その時も、必要だし買おう、じゃなくて
「予算0円だったのに、もうすでに●●円もオーバーしてる~。もう1円も使えない(´Д`||」
と思って買うのを我慢してください。
「お金を使う」が選択肢からなくなると、残された選択肢は…
・とにかく我慢
・タダで入手できる方法を探す
・代替えになるものを探す
…とか、こんな感じですね。
するとどうでしょう?色んなものが見えてきそうじゃないですか?
とにかく我慢してみると、「意外となくても問題なかった」と思うかもしれません。
反対に、これがないと生活に支障がでる!絶対必要!と気づくかもしれない。
タダで入手できるものが見つかれば、何故タダで手に入るのか?自分の知らなかった社会のしくみを知ることが出来るかもしれない。
友達に「なんでもするからご飯おごって!」と言ってみれば、その人が求めているもの、他人のニーズを知れるかもしれない。
書き出すときりがないですが、このように「普段ならありえない状況」に自分を置いてみることで、普段なら気づかなかったことを発見するきっかけを作ることが出来るんですね。
「ちょと節約」くらいの気持ちでは、普段から買ってるものや安価なものだと深く考えずに買ってしまいます。
でも、それじゃあ役に立つような新しい発見ってなかなか見つけられないものなのです。
(2)何も考えずにお金を使う
はい、これも、主旨は大体(1)と同じです。
普段なら値段を考えると諦めちゃうようなものでも、欲しいかも、面白そう、と興味をもったら買ってしまう。
そうすることで普段の自分ならしえなかったことを体験してみる。
「なるほど!これは高いお金出す価値あり!」
「高いお金をとるサービスはこういう工夫をしているのか…」
この経験の良いところは、普段は利用しないような「部外者」だからこその視点で見ることが出来ること。
「確かに良いものだけど、こうしたらもっといいんじゃないか?これは無駄じゃないか?」
「これだけ良いものなら、もっと色んな人に広まるべき!じゃあ、その為には…?」
お金を使うといっても単なる浪費ではなく、普段自分が見ていない社会のニーズに触れるためのきっかけ作りということです。
「自分には不相応」とか「必要ない」と言っていつも同じ視点でしか物事を見ていなければ、視野が狭まるのは当然のことです。
いかがでしょうか。
以上が、家計簿を通して視野を広げる方法でした。
ちなみにこれは期限が「1ヶ月」ということにも意味があるので注意してください。
(1)は1~2週間程度では「我慢したらなんとかいけた」で済んじゃいますし、(2)は本当に浪費癖がついちゃう危険があるからです。
その為にも、家計簿に記録して管理しておく必要があるのですね。
では、最後に私が実際に(1)(2)をしてた頃の家計簿さらしときます。
会社員をしていた2007年のものです。
これは(1)の時。1ヶ月の支出18,456円。
(2)の時。支出72,251円。
これ以外に、家賃、光熱費
家賃光熱費は毎月平均5万円前後。
ということは、私は極限まで削れば7万円弱で生きれるということかな。
(1)をしてる時に「家賃も削っちゃうぞー!」て思ってたら、坂爪圭吾さんみたいになってたかも?
いや、その発想はなかったなぁ。