逃げる勇気/セブンイレブンのフランチャイズ経営
こんにちは、起業8年目 いづつ京子です。
最近なにかと話題になっている
このニュースを見てどうしても
書かずにはいられない気持ちになりました。
ニュースの内容を要約すると、
閉店に追い込まれたセブンイレブンのオーナーが失踪し保護された。
該当店舗は本部の経営方針(ドミナント戦略)により売上が悪化。
近隣のセブンイレブン同士でスタッフの取り合いとなり、人手不足にも悩まされていた。
ここまでなら、今までもニュースで見聞きしていた話ですが、
このニュースでショックを受けたのは、
スタッフとして深夜勤務していた
オーナーの長男(当時19歳)が
自殺で亡くなっている
という事実。
彼は
未来に絶望してしまった
のでしょう。
10代の、恐らく学生の頃から、
選択の余地なく労働せざるを得ない状況。
未来に希望が持てなくなってしまっても
なんら不思議ではないと思います。
10代そこそこの頃なんてまだまだ世間知らずで、
親の見せる世間が社会の大部分を締めている。
追い詰められた結果とはいえ、
息子さんが未来をイメージできなくなってしまう、
外の世界を見る機会を奪ってしまう状況
になってしまったことが悔やまれます。
誤解のないように書いておきますが、セブンイレブンを擁護する意図は一切ありません。セブンイレブン本部が追い詰めた結果であることが大前提として、このようなどうしようもない状態に陥ってしまった時にどうすればいいのか、私なりに感じたことです。
このオーナーさんのような状況に陥ってしまった時に必要なのは
逃げる勇気だと思います。
もちろん逃げ出せば
借金を背負い、失うものもたくさんあったと思います。
しかし、世の中には
理不尽なこと
が確実に存在します。
苦労が報われない
という状態が存在します。
そんな時は
逃げる勇気が何よりも大事だと思います。
自分の来た道が間違っていたことを認めるのは
すごくしんどいと思います。
真面目な人ほど、
投げ出さずに目の前のことに立ち向かうと思います。
でも、足掻けばあがくほど
傷は広がるし、
体力も精神力も削りとられていく。
逃げるなら早いほうがいい。
逃げるって悪いことではない。
逃げるということは
逃げた先で仕切り直してやり直す責任を選ぶということだから。