知識が増えても成果に結びつかないのはなぜか、教えます。
こんにちは、起業6年目 いづつ京子です。
皆さん、本を読んでいますか?
起業を目指す方なら本を読んだり、情報収集に力を入れられていると思います。
ブログを読むのもそうですね。
でも、皆さん同じようなことで悩んでいます。
「知識は増えているけど、成果に結びつかない。」
起業したいけどできない人にはこのタイプの人が多いです。
「知識はあるけど、成果が出ない。」
これは当然のことです。
今は本にしろネットにしろ、情報の溢れた時代です。
知識を手に入れるだけならそんなに難しいことではないし、同業者も同じように情報を入手出来ます。
つまり、勉強して知識を増やしてもその業界の人なら知ってて当然の知識が増えていくだけで、その業界の「その他大勢」にしかなれないのです。
そうすると、集客が出来ないことで悩み、集客ノウハウのセミナーに大金を落とすことになります。
そうならないためにはどうしたらいいか?
実は、その他大勢から抜け出すための「本を読む時のポイント」があります。
それは、この2つです。
(1)自分の専門分野「以外」の本を読む。
(2)知識ではなく、「考え方」を読む。
(1)自分の専門分野以外の本を読む。
これは多くの人が躓いているポイントです。自分の専門分野の情報ばかり追ってしまう。
先に書いたように、今は情報の溢れた世の中で同業者もあなたと同じように情報を入手できます。
専門分野の情報のみを追うことは、自ら「横並び」の列に並びにいくようなものなのです。
その他大勢から抜け出るためには、専門分野以外にも触れることが必要です。
ライバル達が見ていないような情報に触れることで、ありふれた知識を「自分のオリジナル」に育てていくことができます。
これはよくある「得意なことをかけ合わせる」とは少し違います。
どういうことかが次の(2)です。
(2)知識ではなく、「考え方」を読む。
専門分野以外の本は何を読めばいいのか?
ちょっとでも専門分野に関係ある分野がいいのでは?
答えはNOです。
セカンドに読む本はなんでも良いです。自分の興味がもてる本ならなんでもいいでしょう。
そこからどうやって自分の専門知識に役立つ情報を得るか。
それは、書いてある「知識」を読むのではなく、著者の「考え方」を読むことです。
情報は同じでも「どのように理論立てているか」「どのように表現しているか」という考え方や思考回路は著者によって異なります。
その考え方や思考回路を読むのです。
つまり、
「この著者の考え方で自分の専門分野を説明すればどうなるだろうか?」
と考えるのです。
専門分野の知識 × 専門分野外の知識 ではなく、
「専門分野の知識 × 専門分野外の著者の考え方」という事です。
知識と知識をかけ合わせてもいいのですが、そんなに都合良く適合する分野に出会うとも限らないし、その考えでは単なる奇抜な考えになる危険性もあります。
対して「考え方」という根本的な部分は異なる分野でも当てはまる部分が多いものなのです。
起業をするためには勿論、知識も必要です。
でも、がむしゃらに知識を増やすだけでは同業者と横並びにしかなれないのですね。
皆さんも、今日から専門分野以外の本を読んでみてはいかがでしょうか。