3ヶ月で起業のために何が出来たか、教えます(2)
こんにちは、起業6年目 いづつ京子です。
今年の3月に開催した「起業したい人の為の必ず役立つ勉強会」の参加者さまからの成果報告レポートの続きです。
(1)はこちら↓
3ヶ月で起業のために何が出来たか、教えます(1) - 無理をしない起業のすすめ
参加者の皆さんは勉強会を主催されたり、ブログを開設されたりとそれぞれ行動を起こされていました。
それぞれ環境や状況は異なりますが、この「実際に行動をした」ということは何より重要です。
なぜなら、行動から学ぶ事が一番身につくから。
(1)受動的なことは忘れるけど、能動的なことは忘れない
(2)失敗が経験できる
(1)受動的なことは忘れるけど、能動的なことは忘れない
ものごとが身につくかどうかというのは暗記力の問題では無く、受動か能動かの違いです。
受けとる側は忘れやすいですが、自分から発信したものはそう簡単には忘れません。
(2)失敗が経験できる
「失敗なんかしたくないよ!」と思うかも知れませんが、これは言い換えれば、本やセミナーの先にあることです。
どんなに立派な理論を学んでも、行動した結果が100%成功、100%失敗ということはありえません。
最終的な結果が成功であっても、その過程の中には予定外、想定外…というある種の失敗が必ずあります。
そういう結果だけではない過程から学ぶものは本やセミナーでは学べない、行動した人だけが学べるものなのです。
皆さん、失敗をしたくないので「絶対儲かる!」とか「100%成功」みたいな言葉は魅力的に映ると思います。
そして、本当に成功できるのかとそれらの根拠や証拠(エビデンス)を知りたがります。
しかし、同じ人間が2人といないように、まったく同じ環境が存在しないように、どんなはっきりしたエビデンスであっても、それはあくまでも他人のエビデンスです。
自分のエビデンスは自分でつくる。
自分のエビデンスから学んで成長する。
それを忘れてはいけません。
そして最後に、それぞれ行動を起こしてくれている参加者の皆さんですが、ここからさらにステップアップさせるために必要なことを付け加えておきます。
それは、「お金を受けとる」ことです。
少額でもいいので自分のサービス・商品を売る、参加費をもらう…人からお金を受けとることにチャレンジしてみてください。
これが一番とっかかりにくい部分で、皆さん二の足を踏みます。
「いや、まだ修行中なので…」
「ボランティアみたいなものなのでお金なんかとれないですよ。」
などなど、何かと理由をつけてお金を介在させようとしません。
「お金をとるなんて、相手に悪いなぁ。」という気持ちがあるのだと思いますが、それは建前です。
その言葉の本心は、「覚悟のなさ」です。
お金を介在させることで責任が発生することからの逃げです。
これから起業しよう、自分の責任で生きていこうとする時に、それではダメなんです。
責任をもつなんていうと怖じ気づくかもしれませんが、その考えの方が相手にとって失礼だと自覚しましょう。
自分が責任をもてない、自信をもって勧められないものを相手に発信する。
その方がよっぽど「相手に悪い」です。
本当に自分の発信したいものに意味がある、価値があると思っているのならきちんと対価を頂く覚悟をしましょう。
そうして、きちんと事業を成り立たせること、継続させていくことが起業なのです。