誰にでもできる「個性」の出し方、教えます。
こんばんは、起業5年目 いづつ京子です。
皆さん、自分の「個性」や「オリジナリティ-」ってありますか?
個性やオリジナリティーは起業をする上で大切な要素です。
「別に芸能人や有名人になりたいわけでもないのに個性なんて…。」
と、感じた方もいるかもしれません。
しかし、個性やオリジナリティーというのは何も浮ついた意味だけで使われるわけではありません。
数ある同業他社の中から「ここに頼もう。」と思われるためには「他とは違う」とお客さまに感じてもらうことは重要なことなのです。
「他とは違う」と聞くと、多くの人は間違った個性の出し方をしようとします。例えば…
「他とは違うサービス」
「珍しい肩書き」
「希少な資格」
「誰も持っていないスキル」
「オリジナルメゾット」
「安い値段」
いかがでしょう。
皆さんもこういうことを考えたのではないでしょうか?
はっきり言いますが、こんなんで個性は作れません!
こういう安易な方法から得られるものは薄っぺらい誇大表現の怪しいビジネスくらいのものでしょう。
仮にそれなりの個性が作れても、「お客さまに選んでもらえる」ほどの強力な魅力にはなりません。
なぜなら、所詮、後付けで作られたものだからです。
実は、個性を「作ろう」としている時点で大間違いなのです。
後から作ろうとしても薄っぺらいものや他人と横並びのものしか作れません。
つまり、個性というのは「すでにあなたが持っているもの」から見つけるべきなのです。
こんなこと言うと、「いやいや、自分は個性になるようなスキルとかないんだよ!だから困ってるんだよ!」と言う方がいます。
これが第2の間違い。
個性=スキル、能力 ではありません。
今の世の中、立派なスキルや能力をもった人なんて星の数ほどいます。
その中で個性になるほどのスキルが持てるとかスキルで頭ひとつ抜きんでる…なんて考えは幻想です。
スキルや能力で出来ることは差別化ではなく、自分はどのレベルの仕事ができるかという住み分けなのです。
では、スキルや能力ではないあなたの中にすでにあるものは何か。
それは「気持ち」です。
なんだ…、スピリチュアルな話かよ…(-_-)
と、思わないでくださいね。これ、大まじめな話なのです。
気持ちとか熱意と言うと根性論のような非現実的なものに聞こえるので苦手な人もいると思います。
しかし、ビジネスにおいて同業他社と決定的な違いをつくるものは「気持ち」です。これは事実なのです。
先ほども述べたようにスキルや能力で出来ることは住み分けです。
お客さんは自分に合ったレベルや価格帯の中からどこにするのか悩んでいるのです。
そんな中で個性を発揮するものは、
同じようなサービス、価格の同業他社がいるのに、なぜわざわざその商売をしているのかという「経営者の気持ち」なのです。
気持ちというものは胡散臭くみられやすいものですが、後付けでつけられるものではない真っ当なビジネスの要素なのです。
「ビジネスに気持ちなんて。」と思わず、自分の思いを正しく理解し提示する。
これが正しい個性の出し方です。
皆さんも、「なぜわざわざ自分はこのビジネスをするのか?」考えてみてはいかがでしょうか。