お金を貯めるために家賃や食費を見直す必要はない理由、教えます。
こんばんは、起業5年目 いづつ京子です。
さて、前回は「起業したいなら貯金ぐらいするべき」という話をしました。
世の中には「貯金できない社会人」って結構多いみたいですね。
あまり人様の貯金額を聞くことはないですが、30代~40代で「実は貯金がほとんどない」という話は時々聞きます。
正直、「なんで貯金ぐらいできないの?」て、思いますけどね、そんな話聞くと。
だって、貯金ができるかどうかって算数レベルの問題ですよ。
収入-支出=プラスかマイナスか。
莫大な借金があるとかいう特殊なケースでなければ、普通に生活している社会人なら収入>支出という概念さえ分かっていれば、お金って勝手に貯まっていくものなのです。
貯金できない人は「収入が少ないから貯金できない」と思っています。
でも、それは全くの見当違いです。
貯金できない人は「収入>支出にしよう。」と考えてないからお金が貯まらないのです。
収入が多かろうが少なかろうが、収入>支出なら絶対お金は貯まる。当然です。
だから、貯金をしたい人がまずするべき事は「支出を見直すこと」です。
一般的な会社員の方であれば収入は月給なり年収なりで明確な場合がほとんどなので、必然的に見直すべきは「支出」になります。
そして、過去の記事で書いてきましたが、その為に必要になるのが「家計簿」です。
↑ちなみにこれが私の家計簿。ノートやルーズリーフに書いてます。
「家計簿で支出を見直す?
ああ、食費、通信費、家賃、光熱費…とかを見直すのね。」
よく「家計簿のつけ方」みたいな本に書いてありますね。
「家賃は収入の30%以内にしましょう。」とか
「収入に対して食費が多すぎます!見直しましょう!」
…みたいな。
はっきり言って、そんなのどうでもいいです。
勿論、家賃だとか食費を見直すのも節約にはなるでしょう。
でも、あなたが目指しているのは「やりくり上手な主婦、主夫」ではなく「起業」ですよね?
そうであれば、もっと違う目線で家計簿を見直さないといけません。
それはつまり、「あなたを成長させてくれる支出かどうか」です。
家計簿をつけたら、次の3つのカテゴリーで分類してみましょう。
(1)あなたを成長させてくれる支出
(2)成長はさせてくれないけど生きていくのに必要な支出
(3)それ以外
わかりやすい言葉でいえば「自己投資」となるお金です。
勉強や仕事のために使うお金など。
(2)成長はさせてくれないけど生きていくのに必要な支出
家賃、食費、光熱費…、いわゆる生活費です。
(3)それ以外
(1)(2)以外のなんとなく使っているお金。
ざっくりと言うとこういうことです。
どうですか?イメージできるでしょうか?
この分類分けができたら後は簡単です。
(3)はゼロになるまでガンガン切り捨てていきましょう。死に金です。
(2)は、節約出来そうならしたらいいでしょう。
そして、大事なのは(1)です。
(1)は支出なのですが、「少ないとダメ」な支出です。
自分の成長に投資できてないのですから当然ですね。
こういうのを節約してしまうと「ケチケチしたつまんない人間」になります。気をつけてください。
(1)は支出ですが、「増やす」ことを考えましょう。
でも、勿論使えるお金には限りがあります。自己投資とはいえ湯水のように使えるわけではありません。
そうなると考えるべきポイントは2つです。
1.本当に自分に必要な投資であるかよく考える
2.(3)と(2)をいかに減らすかを考える
いかがでしょうか。こういう視点で見直して収入>支出の生活をプランニングしていくことで、大切なことにはきちんとお金を使える感覚というのが育てていけるのです。
ちなみにこの話をすると間違いなく、
「いやいや、既にかつかつで生活してるんです!これ以上削れるお金なんてありません!」
という人が出てきます。
でも、はっきり言いましょう。
もしあなたが成長したいと思っているのに自分の成長に十分なお金を使えないかつかつの生活を送っているなら、
あなたの今の人生は大間違いで大失敗だということです。
真剣に人生の立て直しを考えた方がいいですよ。
この支出の見直しは個々それぞれの価値観や目標、環境などに大きく左右される奥深いテーマです。
どれが(3)でどれが(1)だろう???と悩むことも出てくると思います。
でも、それも含めての見直しです。
今日一日の支出からでも、成長するために見直してみてはいかがでしょうか?