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無理をしない起業のすすめ

起業5年目、個人事業主。嫌われ者のダメ会社員から、人気者の自営業者にジョブチェンジ。無理せず起業のリアル体験談をお届けします。

起業家に体力は必要か、教えます。

こんにちは、起業5年目 いづつ京子です。

 

いろんな起業家の方と出会ってきて思うのですが、起業家には2パターンありますね。

 

・体力ある起業家

・体力ない起業家

 

これは企業体力とかじゃなくて、本人の体力。

 

体力ある起業家さんはとにかくアクティブですね。

常に動き回って人の輪も広かったりして、「起業してガンガン稼ぐぞ!」というタイプの方ですね。

 

体力ない起業家さんは「一日8時間勤務は無理。」ということでマイペースに働かれている方。お金より勤務形態重視な方、かな。

 

私は後者のタイプですね。

病弱とまでは言わないですけど、体力に自信はないです。

 

というか、「体力に自信ない…」と思うようになったきっかけがあるんです。

 

新卒で入社した会社でのこと。同期入社のN君という男性と同じ部署に配属されました。

このN君、THE 体育会系でたくましく、お酒も強い九州男児

彼と一緒に働いたことで、私は「体力格差」をいやというほど思い知りました。

 

与えられている業務も勤務時間も同じなのですが、どう考えてもN君の方が元気。

私は仕事終わったらクタクタで即帰る、N君は先輩、上司と飲みに行く。

飲み会の次の日、私は死に顔、N君は元気はつらつ。

 

…なんだこれ?ハードモードすぎる…。

 

別にN君がずるい訳じゃないですが、当時の私は「こんなんずるい!体力ない方が不利やん!」と嘆いていました。

 

でも、体力ない…て嘆いてもどうにもならないんですよね。

大切なのは、「住み分け」。

 

体力格差は確かに存在する。だから、ボクシング選手が体重で階級を分けているように、仕事であっても自分の体力レベルに合った働き方への住み分けが大事なのです。

 

つまり、体力のある起業家、ない起業家、どちらが良いという話ではないのです。

自分の体力にあった仕事スタイルを作るというのは実に正しい形です。

 

…ですが!

 

まだ続きがあります。

ここまで読んで、「そうだそうだ!体力ないんだししかたないじゃん!」と思った方も多いと思います。

でも、それで終わってはダメです。

 

というのは、起業家にとって体力はあるに越したことはないからです。

 

体力がないから体力セーブ型で起業した人でも、起業すると「やっぱり体力ほしい。」と感じる機会が現れます。

それは起業をすると、自分のチャレンジや行動がダイレクトに仕事に影響してくるからです。

 

自分の体力レベルに合わせた働き方とは自分の体力レベルに慢心してもいいということではありません。

 

体力というのは使わなければ衰えていきます。

そしてエネルギーは行動することで沸き上がってくるという性質があります。

体力をセーブするためと行動をそぎ落としていくと、さらに体力がなくなっていくという負のスパイラルに陥ってしまうのです。

 

体力をセーブするとは行動をセーブすることではなく、自分のペースで行動力と意欲を持続させていくことなのです。

 

皆さんも、自分に合った働き方について考えてみてはいかがでしょうか。

 

Kyoko Izutsu

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