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無理をしない起業のすすめ

起業5年目、個人事業主。嫌われ者のダメ会社員から、人気者の自営業者にジョブチェンジ。無理せず起業のリアル体験談をお届けします。

起業すると生活レベルが上がる理由、教えます。

こんばんは、起業5年目 いづつ京子です。

 

私がこのブログで皆さんにおすすめしているのは、

「無理をしない自分サイズの起業」なのですが、

 

今回は、「起業をするとほとんどの人が生活レベルが上がる」という話をします。

 

そら~、起業で成功したらお金持ちになるでしょうよ(ー_ー)

 

と、しらけずに読んで頂きたい。

 

確かに、起業家には「起業してバリバリ稼ぐぞ~!」

というようなエネルギッシュな方も多く、そういう方は実際バリバリ稼いでいます。

 

その反面、例えば私がそうですが、

 

「お金はそこそこでいいから、のんびり働きたいんだよね~」

 

というタイプの起業家もいます。

 

しかし、こういうお金はそこそこでいい派の起業家も、

実際に起業してみると「生活レベルは上げた方が良い」という事実に直面するのです。

 

どういうことかというと、「起業するとお客さんの層は自分で選ばないといけない」という事実です。

 

今、起業を考えているあなたに質問ですが、あなたが起業したらお客さんはどんな層の人がよいですか?

 

これをきっぱりと言い切れる人は意外と少ないのです。

というのは、「ターゲット層は◯◯な人です。…でも、お客さんを選り好みなんてしません。どんなお客さんでもウェルカムですよ。」と言ってしまうからです。

 

起業する前、起業したての頃は、本当にお客さんが来てくれるのか不安です。

だから、「お客さんが来てくれるだけでありがたい。どの層がいいかなんて贅沢言わない。」と思います。

 

ですが、現実にはそんなことは難しいのです。

 

お客さんの層というのはどうしても偏ってきます。

日々応対するお客さんの層によって、あなたの雰囲気も変わってきますし、あなたの企業の色も変わってくるからです。

 

それは、誰かにとっては居心地が良くて、誰かにとってはしっくりこないようになっていくということです。

 

これは悪いことではありません。

あなたの仕事に個性、特徴が出てきたということです。

 

お客さんというのは自分に合ったレベルの商品、サービスに住み分けしていくものなのです。

チェーン居酒屋と高級料亭で、客層がかぶるかを考えればわかるでしょう。

 

あなたが「お客さんは誰でもOK」と言ったところで、お客さん側は自分に合った所を選びたいのです。

そして、「誰でもOK」と言っているような特徴のない企業は誰にも選ばれません。

 

この事に気づくと、ターゲット層はきちんと決めるべきとわかります。

 

そこで問題になるのが、どの層をターゲットにするかということですが、これはずばり「お金持ちな人」です。

 

お金持ち層を相手にすることを躊躇する方は多いです。

その理由は、ハードルが高いと感じるから。

そして、「いや、自分はお金持ちより庶民に優しい良心的な価格の事業をしたいんだ!」と思うから。

 

起業初心者はついつい価格を低く設定してしまう…という話は過去の記事でも何回か書きましたが、これは間違いです。

 

低価格で薄利多売というビジネスは、支店を出したり人件費に予算をさける大きな企業だからできること、大企業の得意分野です。

 

個人で低価格の大衆向け事業に参入するというのは、大企業相手に戦いを挑んでいるようなものでお金持ち相手の商売よりよっぽどハードルが高いのです。

 

起業をするとこういうことを肌で感じます。

そして、商品、サービスをお金持ちのお客さん向けにカスタマイズしていくことになり、その中で「自分自身」も客層に合った自分に変化していくのです。

 

勿論、お金持ちと言っても少し余裕のある独身サラリーマンレベルから、経営者のVIPレベルまで様々ですが、大なり小なりお金に余裕のない層から余裕のある層のレベルに近づくということです。

 

いかがでしょうか。

私は今も「お金はそこそこでいいので、ゆっくり働きたい」という考えは変わりません。

しかし、価格を安易に下げず、そこそこ生活レベルの高い方と常日頃接するようになったことで、収入も生活レベルも会社員時代より確実に高くなったのです。

 

自分のターゲット層、周りにいる人のレベルを自分で決める。

これも起業の大きなメリットかもしれません。