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無理をしない起業のすすめ

起業5年目、個人事業主。嫌われ者のダメ会社員から、人気者の自営業者にジョブチェンジ。無理せず起業のリアル体験談をお届けします。

起業に役立つ「正しいコミュニケーションスキル」、教えます。

こんにちは、起業5年目 いづつ京子です。

 

今回は皆さんに、仕事をする上で大切なコミュニケーションスキルの話をします。 

 

先日,「あぁ…、時間を無駄にした…(^_^;)」という出来事がありました。

 

 何があったかというと、とあるネイルサロンの「ネイルケア」というメニューを受けに行ってきたんです。

 

そんなん書くとがっつりネイルアートしてる人かと思われそうですが、私の爪はがっつり深爪です。

 

女子力の低い指先

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とは言え、冷やかしで行ったわけではないですよ。

 

深爪とはいえ、やっぱり指先が汚いとかっこ悪いし、

「深爪なりに指先をキレイに保つ方法とか教えてもらえるかなぁ~」

と思って行ったのです。

 

ですが、結果は…

 

まず、席についてすぐに何の説明もなく急に施術が始まった時点でいやな予感はしてました。

 

途中で「○○と××、どっちがいいですか?」とネイルサロンの専門用語?みたいなことを聞かれて「?????」

 

こっちが何も言っていないのに、

「深爪ですね~、頑張って伸ばしましょう!伸ばすコツはですね…」

 

と、何故か爪を伸ばす前提で話が始まる。

 

(°o°)…ポカーン

 

それでも、深爪でもネイルケアを楽しむ方法を聞き出そうと話題をふったのですが、

 

「へー、そうなんですか-。ところで、この前こんな面白いことがあったんですよ~ペラペラ ね、面白いでしょ~(^^)」

 

と、なぜかネイリストさんの世間話に…orz

 

もう最後は諦めて「早く帰りたい…」と思っていました。

 

このネイリストさんに一言もの申したい。

 

「芸人でもないのに、おもろい話が出来ると思うな!!!!」

 

これ、勘違いしてる人多いですが、

良い接客って「おもしろい話ができる」ことじゃないですよ。

 

接客にしろ営業にしろ、仕事にはコミュ力が大切と言われています。

そして、コミュ力、いかに会話がはずむか=面白い話ができるか、とイメージします。

 

もしあなたが、「自分はそんじょそこらの芸人には負けないくらい話が面白い。それが自分の売り!」と、言い切るくらいならそれでいいでしょう。

 

でもね、そうじゃないなら「ただの一個人のトーク」で人を笑わせられる、楽しませられると思うのは、大きな間違いです。

 

自分の話は実はさほど面白くないかもしれない、ということを自覚しましょう。

 

面白くない話を聞かされることがストレスなのは言うまでもありません。

ベラベラ喋れることがコミュニケーションスキルではないのです。

 

そして、もうひとつ、この話に出てくる間違ったコミュニケーション。

「相手の気持ちをわかった気になる。」

 

「女性だから、爪を伸ばしたいに決まってる。」

「ネイルサロンの用語は当然知っているだろう。」

「面白い話をしておけば満足してくれるだろう。」

 

これ、全部思い込みですよね。

相手の気持ちを確かめていないんです。

 

コミュニケーションスキルで大切なのはむしろこっちです。

相手の話をちゃんと聞く。

 

なぜなら、もしあなたが口べたでもあなたの提供するサービスや商品がちゃんとしたものであれば、「ちょっと無口だけど腕は良い人」と評価されるでしょう。

 

でも、お客さんの話を聞かなければ、お客さんは「ないがしろにされた」と感じます。

これは、マイナス。

 

何で起業しようとも、同業他社のいない業種などありません。

他にもお店がある中で、ないがしろにされたと感じる店に誰がリピートするでしょう?

 

起業に役立つ本当のコミュニケーションスキルというのは、

「ベラベラ喋るな、ちゃんと聞け。」ということなのです。

 

頑張って喋ろう喋ろうと焦っていませんか?

間違ったコミュニケーションスキルを身につけないように、今日から人の話を聞いてみてはいかがでしょうか。

 

くそー、あのネイルサロン二度と行かないぞ…(`へ´)

あ、愚痴です。笑