知識を増やすのに「速読」は必要ない理由、教えます。
皆さん、「速読」出来る人ってうらやましいなぁと思ったことありませんか?
私も「速読」に憧れた時期があります。
起業の為に知識を増やそうと読書を始めたのですが、読書は苦手だったので一冊読むのに4-5日かかっていました。
というか、最後まで読めるのは良い方で、読みきれず挫折することの方が多かったです。
なので「速読できるようになりたい!」と、速読の入門書を買ってきました。
結果、「その本を最後まで読みきれなかった。」
…笑い話ですね。
そんな私ですが、今では「読書家」と思われることが増えました。
「すごい色んなこと知ってますよね。めちゃくちゃ本読んでるんじゃないですか?」
これは起業してから本当に色んな方に言われるようになった言葉です。
それは何故かというと、本を読むのが遅い人間には、「遅いなりに効率よく読む方法」がある、と気づいたからです。
読書が苦手な人が苦労して「速読」を勉強しても、大して意味がありません。
なぜなら、速読を体得しようとしていると、目標が「完璧に本を読めること」になってしまうからです。
皆さんは「しっかり本を読める」ことを自慢したいから本を読むのでしょうか?
違いますよね。
本当の目標は「知識を身につける」ことです。
「本を読むこと」は手段であって目標ではないのです。
多くの人がここを混同してしまうので、読書に挫折してしまいます。
「知識を身につける」ことさえ出来れば、「本を読む」という過程は完璧ではなくても良いのです。
知識を身につけるために本を読みたい人が、無理をして速読を勉強する必要はありません。
次回は、「読むのが遅い人が効率よく本を読む方法」について、具体的に説明させて頂きます。