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無理をしない起業のすすめ

起業5年目、個人事業主。嫌われ者のダメ会社員から、人気者の自営業者にジョブチェンジ。無理せず起業のリアル体験談をお届けします。

個人事業主が「2つ仕事」をするメリット、教えます。

私は現在、異なる業種で2つ事業をしています。

 

2つ仕事してるなんて言うと「2足のわらじなんて、片手間にやってるのか。」と良い印象を持たれない方もいると思います。

 

しかし、「2足のわらじ」は個人事業主にとっては実に理にかなった「金のわらじ」なのです。

 

私の周りの個人事業主の方にも2つ以上の事業をされている方は沢山います。

それは、その方たちも「2足のわらじのメリット」に気づいているからでしょう。

 

では、そのメリットとは何かと言うと「売上が少なくても始められる」という事です。

例えば、あなたが月に最低30万円は欲しいと思っていたとして、事業Aで20万円+事業Bで10万円稼ぐことが出来れば、ひとつの事業は30万円に満たなくてもあなたの生活は成り立つわけです。

 

この話をすると「それなら本命の事業ひとつに絞って、それで30万円稼げるようにすべきじゃないか。」と反論される方がいます。

残念ながらそれは早計で、この「20万+10万」が意味するものは、単なる数字の足し算ではないのです。

 

事業Bは「10万円しか稼げない」。

これが重要なポイントなのです。

皆さん、10万円しか稼げない事業と聞いたらどう思いますか。

大抵の人がこう思うはずです「10万円じゃやっていけない。」

 

その通りです。そして多くの人がそう思うように、既存の多くの企業も「月10万円程度では事業として成り立たない。」と思っているので「その事業には手を出していない」のです。

 

これが個人事業主が2つの事業を持つことの「本当のメリット」です。

月に30万、40万円と儲かる見込みのある事業なら、既に同業他社が始めている業務ばかりです。

小回りのきく個人事業主だからこそ、大きな企業には出来ない細々とした業務形態に手が出せるのです。

 

折角の「小回りがきく」という個人事業主のメリットを活かさず、わざわざ手アカのついた、敵のいる土俵に戦いにいくなどバカらしい話です。

 

個人事業主として起業したのならば、企業にはできない個人事業主の強みを活かすことが大切ではないでしょうか。 

 

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