起業に必要な「2つの視点」、教えます。
皆さんにとって「起業」とはどんなイメージでしょうか?
楽しそう、怖そう、儲かりそう、たいへんそう…など、色々なイメージがあると思いますが、多くの人が共通して持つイメージに「心機一転、ゼロからのスタート!」と、いうものがあります。
皆さんもそういった気持ちで起業に挑んでいないでしょうか?
ところが、このイメージは起業をするにあたって半分正解であり、半分間違いであるのです。
つまり、「起業はゼロからスタートするもの」だと思うことに弊害があるということです。
会社員時代と違う業種で起業される方は勿論ながら、会社員という立場から事業主になるのですから起業をゼロからスタートと思うことは当然のことです。
しかし、多くの方が気づいていないことがあります。
それは、ゼロになるのは「環境」であって「あなた自身」ではないということです。
あなた自身は20年、30年と生きてきた人間です。何らかの経験を経てきているし、あなたなりの強みも弱みも持っています。
それが起業によってリセットされることはありません。
つまり強みは活かすべきであるし、弱点は何らかの形でカバーできるよう工夫すべきなのです。それを見落としてしまうと、あなたの起業は「誰かの真似」でしかない無個性なものになってしまったり、無理をして続かない起業になってしまったりするのです。
このように起業をするためにはゼロからの視点で新しいことを学ぶ姿勢と同時に、自分自身の内側を見直す視点とが必要なのです。
そして、この「2つの視点」を持つことが「無理のない起業」への道となるのです。