勉強ができるようになる方法、教えます。
私の一日の労働時間は2~6時間なのですが、それ以外の時間で何をしているかと言うと本を読んだり勉強していることが多いです。
こんなことを書くと「やっぱり、起業するような人は勉強家なんだなぁ。」と思われるでしょう。
でも、それって実は逆なんですよね。勉強家だから起業できたんじゃなくて「起業したから勉強家になった」が正しい順番なんです。
今でこそ自主的に勉強している私ですが、起業する前は勉強は大~の苦手でした。
特に大学生の頃がひどくて、留年こそしなかったものの成績は「可」のオンパレード、ゼミも「教授が優しいから」という理由で選んでしまう体たらくでした。
社会人になってからも、「なんか資格とか取った方がいいのかなぁ~」なんて漠然と思いつつも、家に帰ったらご飯食べてテレビ見てゴロゴロするだけだし、休みの日は買い物行くか家でダラダラしてるかの二択でとてもじゃないけど勉強家とはほど遠い生活でした。
そんな私がなぜ今は勉強できているかというと「勉強することが仕事にダイレクトに繋がる」からです。
過去の私を含む多くの会社員の方が勉強に挫折してしまうのは、「勉強の成果が仕事に反映されにくい」からだと思います。
勉強したことが仕事に役立つこともあるでしょうが、それで仕事の成果を認められてお給料がアップする、なんてことは滅多にないでしょう。
仮に昇進に資格やTOEICが必要という状況であっても、取れなかったからといってクビになったり減給されるわけでもないですから、元々勉強家な人は頑張れても、そうでない人は簡単に挫折してしまうのが現状です。
お金のことだけではありません。会社員であれば自分の仕事内容というのは決められていますから、自分が勉強したことが必ずしも仕事で活かせるとは限りません。せっかく興味を持ったことでも、仕事に関連しない=趣味となってしまうと優先順位も下がってしまうのです。
その点でいうと個人事業主にとって自分の知識が増えることは「自分の仕事の幅が広がる」ことを意味します。
会社員が勝手に新しい事業を始めたり業務外のことをしたら怒られますが、個人事業主は自分の責任で新しいことに取り組むことができます。
さらに、個人事業主は「自分の知識、能力を活かしてお金を稼ぐ」という経験をしていますから、新しいことに興味を持った時に「これが出来たらこんな風に事業に出来るんじゃないか」と考えられる思考回路が出来上がっているのです。
このように個人事業主にとっては、知識が増える→出来る事が増える→仕事の幅が広がる、と勉強することが未来の広がりに直結しているのです。
学生時代の勉強で「こんなことが将来なんか役に立つの?」なんて思ったことは誰しもあると思います。そして、そう思っちゃうと勉強に身が入りませんよね。
大人だって一緒です。「これがほんとに自分の将来に役立つのかな…」と思ってしまうような状態では勉強に身が入らないものなのです。
もしあなたにやってみたい事や興味のあることが出来たなら、「こんな事がほんとに将来役に立つのかな…」なんて考えてはいけません。
「この知識を身につけたらこういう事業にしてお金を稼ごう。」と未来のプランを自分で作るのです。
成果の感じにくい環境では勉強出来ないのは当然のことです。
そして、「勉強がしやすい環境」は自分の考え方次第で作れると言うことを知っておきましょう。