現実的な「やりたい仕事」の見つけ方、教えます。
今までの記事でも「起業するなら本当に自分が興味のある分野でしましょう。」という話をしてきました。
とはいえ、そんな簡単に自分の適職が見つかるわけではありません。
「好きな事はあるけど、それがどうビジネスになるかわからない…。」
「こんな風にしたらビジネスになるんじゃないかな?て、イメージはあるんだけど、その為にどうしたらいいかわからない。」
こんな風に「やりたい事」がぼんやりしていて、どうも現実的でない、という人は多いと思います。
では、どうすれば漠然としたイメージを現実的に出来るのか?
その為には「3つの視点」から自分のやりたい事を見つめ直してみましょう。
(1)やりたい事、職種
これは、そのまんまです。こんなことやってみたいな~という自分の願望や仕事にしたい分野です。
(2)ニーズ
どんな人がそのサービス、商品を必要としているのか?
ここまではよく分かると思います。需要と供給ですよね。さらに大切なのは3つ目。
(3)能力
(1)と(2)から導き出したビジネスを実現する為に必要な能力は何か?その力が自分にあるか。
この3つの条件にあなたの漠然としたやりたい事のイメージを落とし込んでみてください。
どうでしょう。3つの条件はバランス良く揃っているでしょうか。
どれか一つでも欠けていたり不十分であれば、それがあなたの夢が現実的にならない原因です。
やりたい事もニーズもはっきりしてる、でもその為の能力が自分に不足してる。(3が不足)
今の職種で独立したい、スキルもある、でもどんな人をターゲットにするかが曖昧。(2が不足)
このように、現状で不足していることがわかれば、自ずと自分がすべきことも見えてきます。
(3)が不足。 勉強や修行が必要です。
(2)が不足。 実際に同業他社を視察するなどニーズを探す、感じるために行動すべきです。
(1)が不足。 「儲かりそう」とか「簡単そう」とか外的要因だけで興味をもっている可能性が高いので、自分の好きなことを上手くニーズやスキルと組み合わせられないか見つめ直す必要があるでしょう。
漠然としたイメージだけではなかなか行動に移せないものですが、このように条件別に見直してみればするべき事が見えてきます。
そして、ひとつでも行動を起こせば目標はどんどん現実的なものになっていくのです。
現実的なやりたい事は、調べて見つかるものではありません。
あなたがあなたの想いと現実を分析し行動して、作り上げていくものなのです。