起業するなら、お金の話はするな。
大阪弁のネタ的あいさつで「もうかりまっか~?」「ぼちぼちでんな」てありますよね。
個人で仕事しているとリアルにこの挨拶をされることがあります。
「久しぶり~。どう?儲かってる?」
こんな「くだらない挨拶」もないよなーと思います。
だって「儲かってるに決まってるでしょ!」て話なんです。
これは傲慢でも天狗になってるわけでもないですよ。
だって、事業において儲かる=収支がプラスになる、なんていうのは基本中の基本なんです。プラスになることが大前提。
事業主に「儲かってる?」なんて聞くのは「趣味でやってるの?仕事でやってるの?」と聞いてるようなレベルの話です。
そんな低次元の話はやめましょう。
「どうしたら儲かるか」「こうやって儲けていこう」という道筋は、事業を始める前に考え尽くしていることです。
実際に事業を始めて歩み出している事業家はそんなことを考えながら日々は過ごしていません。
儲けは出ているという大前提の元で事業主が日々考えていることは、「より良く働くためにするべきことは何か」ということです。
「こうすればもっと良い仕事が出来るんじゃないか。」
「更に事業を広げるにはどういうプランが良いか。」
「新たにこんなことをしたら面白いんじゃないか?」
日々の儲けにしか気持ちがいかないような状態では、そもそも事業として不完全なのです。
起業というとどうしても儲かる、儲からないといったお金のことに目が行きがちです。
でも、そんな目先のことばかり見ていてはいけないのです。
「事業なんだから儲かるのは大前提。その上で、どう働くか。」
未来に続く起業をするためには、こういった視野を持つことが大切なのです。