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無理をしない起業のすすめ

起業5年目、個人事業主。嫌われ者のダメ会社員から、人気者の自営業者にジョブチェンジ。無理せず起業のリアル体験談をお届けします。

たかが家計簿ごときがつけられないのは、こんな人です。

以前の記事で「簡単な家計簿の始め方」を紹介しました。

 

無理をしない「家計簿」のつけ方 - 無理をしない起業のすすめ http://izutsukyoko.hateblo.jp/entry/2015/08/11/235903

 

この家計簿のつけ方は

無理なく続けるために必要最低限まで手順を削った

つけ方です。

 

ところが、それでも「つけられない」という人がいます。

その人たちの言い分はこんなところでしょう。

 

「簡単っていうけど、レシートを全てもらうって時点で面倒くさい。」

「日付順に書くだけっていうけど、その書くこと自体が面倒なんじゃん。」

 

実際こう言う人は何人も見てきたのですが、

おかしなこと言いますよね。

 

レシートをもらうということは、

取引先から伝票を受けとる

ということです。

 

取引先からの伝票を

面倒くさいからと受けとらないでしょうか?

 

同じように書くのが面倒だからと言っていたら、

書類どころかメモすら面倒で書けないことになります。

 

皆さんがどんなお仕事をされているかは知りませんが、

伝票も書類もメモすら介在しない仕事なんてないでしょう。

家計簿をつけるのに必要なことは、

ほとんどの方が日々こなしていることなのです。

 

「いやいやいや、それは仕事だから!」

 

そう、それです。

たかが家計簿ひとつ つけられない理由は、その考えです。

 

「仕事だから出来るだけ。」という言葉が出てくるのは、

「家計簿はプライベートにしている自由行動」だという考えがあるという証拠です。

 

個人事業主にとっての家計簿は

「帳簿をつける」という立派な「仕事」です。

 

個人事業主ということは

あなたは社長であり、従業員であり、事務員さんでもあります。

それを踏まえて、次の会話を読んでみてください。

 

社長「会社の帳簿に必要だから、取引先から伝票受けとったら事務員さんに渡してね。」

従業員「はい、わかりました。」

従業員「事務員さん、これお願いします。」

事務員「はい、確かに。ありがとうございます。」

 

どうでしょう?

家計簿をつけるということは「あなた」という企業の中で、

このようなやり取りがなされていると言うことです。

 

家計簿をプライベートの用事と思っている内は、

めんどくさいという気持ちにあっさり負けてしまいます。

 

めんどくさい気持ちに負けそうになったら、

上記の会話を思い出して、

「伝票忘れたら事務員さん困っちゃうし、社長にも怒られる!」

という風に心の中でつぶやいてみてください。

 

きっと「仕事だから出来る」はずですよ。