成功している起業者に共通した習慣見つけました。
起業してから他の起業者さんとお話しする機会も増えたのですが、皆さんに共通した習慣を発見しました。
それは「メモを書く」習慣です。
ここをあえてメモを「取る」ではなく「書く」と書いたのは、人が話していることを書き留めるメモではなく、「自分の考えや思いついたことを書き出す」という形のメモだからです。
「面白そう」とか「興味深い」と思ったこと、そして「これはこんな形でビジネスに出来るんじゃないか?」という思いつきまでメモります。
あくまで「面白そう」「やってみたい」の段階で、それが現実的か実現可能かということは関係ありません。
事業の始まりというのは、こんなたわいない「こんなの良いかも」という思いつきから始まります。でも、思いつき段階ですからすぐに行動に移せるとは限りません。だから大切な思いつきを忘れてしまわないようメモしておくのです。
この話をすると「でも、そんなにメモばかりしててどこに何を書いたかわからなくなって情報が埋もれませんか?」と聞かれることがあります。
その対策としては専用のノートを常に持ち歩いてメモはその一冊にまとめる、ということが出来ます。
でも、これに関してはもう一つ答えがあります。
それは「わからなくなっても別にいい」です。
学校の試験ではないのですから、自分のメモをひとつもこぼさず覚えておく必要はありません。
メモを見落として忘れてしまうようなアイディアはその程度のことだったのです。
大切なのは10個メモして10個思い出せることより、10個の内1つでも実行に移せることです。
そして、忘れても構わないもう一つの理由は「メモを書くこと自体に意味がある」からです。
頭の中で漠然と思いついたことを文字におこそうとすると、頭の中でその物事はどんどん整理されていきます。
いつ?どこで?どうやって?誰に?
この過程を踏むだけで、ただの思いつきが一気に事業計画に近づくのです。
「自分は今まだ起業してないけど、頭の中では色々アイデアがあるんだ。」
という人は沢山いると思います。
それを実行できる人と出来ない人の違いは、小さな思いつきの芽をムダにしない習慣を持っているかどうか、と言うことなのです。