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無理をしない起業のすすめ

起業5年目、個人事業主。嫌われ者のダメ会社員から、人気者の自営業者にジョブチェンジ。無理せず起業のリアル体験談をお届けします。

これからの起業はネット?実店舗?/起業の話

これまでの起業に関する記事は、いわゆる「ネットビジネス」ではなく、
実際に店舗や事務所を構えるようなビジネスを前提に書いてきました。

 

私自身のビジネスが店舗を構えるものなので必然的にそうなるのですが、
起業を考えている皆さんなら、ほとんどの方がネットビジネスにも興味があるのではないでしょうか。

 

なので、今回はネットビジネスと実店舗ビジネスを比較してみたいと思います。

 

ネットビジネスの種類も色々ありますので、今回はプロブロガーさんを想定して書いてみました。

 

多くの人がネットビジネスに興味を持つ理由は主にこの2つでしょう。

・パソコン一つで誰でも始められる。
・家から出なくて良い。通勤がいらない。

 

しかし、冷静に考えるとこれって本当に魅力的なのでしょうか?

誰でも始めやすいということは、それだけ競争率が高いということです。

実店舗は物理的距離がありますから、ある程度ライバルは絞られますが、
ネットの世界ではライバル数は比較にならない多さです。

 

しかも、売りは基本的に「自分の文章」ですから、言い方を変えれば、
「私、小説家目指すわ。」と言ってるのと似たようなものだと思います。

 

そう考えると、ネットビジネスは始めやすいけれど、
ハードルは決して低くない、むしろ高いです。

 

もうひとつ、通勤がいらないという点においては、
ネットでも実店舗でも、そんなに大差ないように思います。

 

というのは、多くの人が通勤に悪いイメージを持つのは、

「通勤ラッシュの電車に乗らないといけない」
「通勤時間が長い。」

という場合を想定しているからです。

 

確かにネットと違い店舗を持つと通勤が発生しますが、
あなたが今から店舗や事務所の場所を探すのであれば、

家から近くて通いやすい場所で探すか、
もしくは、仕事場に合わせて引っ越せば良いのです。

 

これはこじつけでも何でもなく、そうするべきなのです。

通勤時間って確かにムダなので、短いに越したことはありません。
仕事場所と家の位置関係を考えることは必要なことなのです。

とある現役東大生社長も、時間のムダを省くためオフィスの近くに引っ越したと仰ってました。

 

それに、個人事業であれば出勤時間などはある程度自分で決められますから、
混む時間を避けることも可能です。

 

こうして見ると、一見お手軽なようなネットビジネスの方が
ネームバリューのない一般人にはハードルが高く、

 

一見リスクが高そうな実店舗の方が
土地など外的要因での認知が期待できる分、初心者に向いているのではないでしょうか。

 

ただし、あくまでも「会社員をしながらの副業」というスタンスであれば、
通勤時間がない分、ネットに分があるのは確かです。

 

けれど、もしあなたが自分のビジネスを作るために本業として起業をしたいならば、
店舗や事務所での起業はチャレンジする価値が十分にあると思いますよ。